ChatGPTでアンケートを作成した際のクオリティはどれくらいか - 神戸ホームページ制作センター

ChatGPTでアンケートを作成した際のクオリティはどれくらいか

ChatGPT

オンラインサービスなので、顧客との対話を重視したい!顧客の本音を集めたい!そんな企業様はとっても多いです。

しかし、アンケートをとるにしても、何を聞けば良いかピンとこないという担当者も同じくらい多いのではないでしょうか・・。

顧客が何に困っていて、何が問題なのかがわからないと、何をアンケートでとれば良いかもわからないですよね。

「困っていることはなんでしょうか?」という丸投げなアンケートでは、思った回答が得られないことも多々あります。

そこで今回は、アンケートの作成に行き詰まっているかたに向けて、ChatGPTにアンケートを作ってもらうと、どの程度クオリティ高く上がってくるのか?についてご紹介していきましょう。

より具体的な本音を聞き取るためには、上手な設問を用意する必要がありますが、あまりややこしいものを作ると読み手は「うーん、わからない」と言って離脱していまいますよね。

それらを汲み取って、ChatGPTがどの程度項目を作ってくれるのかが見どころです。

では早速いってみましょう!

ChatGPTのアンケート作成

ChatGPTで効果的なアンケートが本当に作れるのか?

結論から言うと「作れます!」。

しかし、プロンプト次第といっても良いでしょう。ただ、アンケートを作って!と言うだけでは、こちらの意図したとおりに作成されないので、意図を明確に伝えてアンケート作成をしてもらうのがベストです。

では当社、ホームページ制作会社の場合のアンケート作成依頼を例として見てみましょう!

下記に、ChatGPTにアンケートを作成してもらうために、まとめるべきことを例と一緒に記載しますね。

(1)なぜアンケートをとりたいいか

・ホームページ制作を依頼してくれる企業さんを増やしたい

・どんな企業さんがホームページを作りたいと思う傾向があるのか知りたい

・どんなことをブログで書けば依頼者が増えるのかを知りたい

・どんなことをホームページ作成したいと考えている人が知りたいのかを把握したい

(2)対象のターゲットの詳細

・顧客となる中小企業

・1人から50人規模で、ホームページを作りたいもしくは、ホームページを使って集客したいと思っている

(3)アンケートで最も知りたいこと、重要なこと

・どんな会社にホームページを依頼したいと思っているか

・どんな時に、ホームページリニューアルしたいと思っているか

・ホームページ運用でどんなことに困っているか

(4)質問形式

・数値評価(スケール)

・自由記述式

・選択肢(単一選択、複数選択)

(5)回答の取り扱い方法(収集したデータをどのように分析して、どう使用するか

顧客の本音を知って、その悩みを解決できる提案を出すことで、新しい顧客を獲得するのに、アンケートを利用したい。そのためには、よくある回答ではなく、顧客自身も気づいていないような本心を聞き出せるような質であり、答えやすい回答であることが理想。

ChatGPTの作成アンケート結果

ChatGPTが作成してくれたアンケート

では、上記の内容に下記のようなプロンプトを記載し、実際に生成してもらいました。

プロンプト:「あなたはホームページ制作会社です。ホームページの依頼数を増やすために、一般企業にアンケートを実施したいと思っています。 情報5つを下記にまとめました。その情報を使って、効果的なアンケートを10項目ほど作成してください。」

この指示で、どのような回答がChatGPTから上がってきたのでしょうか・・・。

項目がたくさんあるので、10個のうち3つほど作成されたアンケートをご紹介しますね。

  1. 制作・リニューアルの理由
    • 「ホームページの制作・リニューアルを考える理由を教えてください。(複数選択可)」
      • 企業イメージの向上
      • 商品・サービスの情報提供
      • オンラインでの集客増加
      • ユーザー体験の改善
      • 現在のホームページが古い
      • その他
  2. ホームページに求める機能
    • 「ホームページにどのような機能を求めますか?(複数選択可)」
      • ユーザーフレンドリーなデザイン
      • SEO対策
      • レスポンシブデザイン(モバイル対応)
      • オンラインショップ
      • コンテンツ管理システム(CMS)
      • その他
  3. 運用上の課題
    • 「ホームページ運用における最大の課題は何ですか?」
      • コンテンツ更新の手間
      • トラフィックの低さ
      • セキュリティの問題
      • ユーザーエンゲージメントの不足
      • その他

う〜ん・・・。よくある質問すぎて、もう少し顧客の本音が見える方が良いですよね・・・

なので、下記のようなプロンプトを追加してみました。

プロンプト:どこにでもあるアンケートではなく、もっと顧客が思い付かないような、本心を聞き出せる内容で作成してください

すると!なんと逆にChatGPTから提案がありました!

ChatGPT:中小企業のホームページ制作に関する深層のニーズや本心を探るためのアンケートは、直接的な質問ではなく、彼らの経験や感情に焦点を当てるようなアプローチが必要です。以下に、そのような視点からの質問を10項目作成しました。

回答は10個ありますが、作成されたアンケートのうち3つのみご紹介しますね。

  1. 過去の経験からの学び
    • 「過去に貴社が経験したビジネス上の挑戦から、何を学びましたか?」
  2. 顧客とのコミュニケーション
    • 「理想的な顧客とのコミュニケーションはどのような形をしていますか?」
  3. デジタルプレゼンスの理想像
    • 「オンラインでの貴社の存在がどのように映ることを望みますか?」

逆に、かなり高度になってアンケートの使い方に困る可能性もありますね・・・汗

ただ、ChatGPTからの提案されたアンケートのように、本心に切り込むアンケートは非常に有効で、得ておきたいものです。

それを100社以上の回答を集めて分析するのは骨がおれるため、アンケートとしてあまり活用されることは少ないかもしれませんが、アンケート結果をChatGPTに分析依頼する方法もあります。

そうすれば、ランダムに記述された文章を、グルーピングしてコンテンツ化してくれるので、制度の高いアンケート結果となり得ます。

回答作成も、分析も、ChatGPTに依頼すれば、以前までにはない顧客の本心をつかむことができますよ!

まとめ

今回は、ChatGPTにアンケートを作成してもらった時のクオリティについてご紹介しました。

どんな目的でアンケートを作るかや、作られたアンケートに対して、もっとどうしてほしかなどを、ChatGPTにきちんと伝えることで、精度の高いアンケートを作成してくれます。

自分のビジネスに合った項目を作ってくれるので、ぜひとも活用してみてくださいね!