運送業でもホームページを作る人の割合は増えてきています。
大手の運送業ならホームページを持っているものの、個人の運営だとホームページはいらないのではないかと思ってしまいがちですよね。
しかし、多くの運送業がホームページを持つ中、やはりホームページが無いとなると、その時点で比較検討に入れてもらえなくなる場合が多いです。
つまり、知らない間に、仕事を逃してしまっている場合があるのです。
今回は運送業のホームページの必要性と、ホームページを持つ場合、どのようなことをページ内に載せると効果的か、についてご紹介していきます。
もし、ホームページについて迷われている場合は、ぜひ最後までこの記事を読んでお役立てくださいね。
運送業がホームページを持ち始めた最大の理由とは
みんなが持っていなければさほど気にならないものの、他の会社が持ち出すと、持っていなければ信頼性を疑われてしまうのがホームページです。
近年、運送業のホームページ制作依頼が増えています。
その大きな理由のひとつが、人手不足の解消です。
そう、つまり、ドライバーを雇うために、かっこいいホームページを持ちたいと考える運送業者が増えてきているのです。
「うちは、ドライバーの求人に困っていないから別にホームページはいらないよ」と思われた方も、もしかしたらいるかもしれません。
しかし、同業者が見栄えの良いホームページを持ち出すと、同じ業種なのに持っていないことで、大きな差がついてしまうのは事実です。
例えば、国や市が運営する施設のサイトが古かったり、使いにくかったりしても、どこもそうだからと納得することって、結構ありませんか？
しかし、どの施設も、素晴らしく見やすいホームページを持ち出したらどうでしょうか。
なぜ神戸市の施設だけ、こんな使いにくいホームページなんだ・・・と、急に不満に感じたりしてしまうものです。
運送業だけでなく、どんな業種にもいえることですが、競合の多くがホームページや、仕組みの整ったシステムなどを入れ始めると、基準は一気に跳ね上がり、今までホームページを持っていなくても問題なかったものが、持っているのが当たり前という目線に切り替わってしまいます。
運送業のホームページも、今までは大手くらいしか、綺麗なデザインをもっていないと考えられていたものが、最近ではどこも高いクオリティのものを持っている状態となっており、ホームページの必要性が変わってきていると考えれます。
ドライバーの人手不足を皮切りに、多くの運送業者で見栄えの良いホームページの作成依頼が急増しているのです。
運送業者がホームページを作る際に載せておきたい項目や内容とは
では、運送業者がホームページに載せるべき内容には、どんなものがあるでしょうか。
荷物を依頼したいと考える企業から見た場合に、十分な情報であると思われる内容を載せておくことが重要です。
ここでは4つほどご紹介していきましょう。
（１）立地
やはり重要なのは、依頼したい業者がどこにあるかでしょうか。
立地は変えようがありませんが、写真や見せ方で伝えることはできます。
（２）実績
信頼の要となるのが実績です。
あまり実績がない、取引会社の名前なんて出せない、という方も、どんな品物を運んでいるかを記載するだけで、実際に運んでいるイメージがつきやすく、信頼感を得やすいです。
（３）車両紹介
依頼者は、運送業者が、自分が配達を依頼したい品物を運べる車両を持っているかどうかも、チェックする項目ですよね。
車両紹介を設けることで、そういった依頼者の疑問を払拭することができます。
（４）社会に対する取り組み
個人運営の運送業で、社会への取り組みを行っているところは少ないでしょう。
なので、ホームページに記載する内容としては、社会貢献のために、どういったことを意識しているかなど、意識レベルの内容でも十分と思われます。
視線を社会に向けて仕事を行なっているところは、自社の利益ばかりを追求しているイメージがなく、非常に好印象です。
エコや、ポリシーなど、マインドの部分でOKなので、ホームページに盛りこんでおくととても良いです。
ホームページ制作で迷いがちな素材の提供について
運送業でホームページ制作が進まない業者の一番の理由が、どんなホームページを作れば良いか、依頼の仕方、素材の集め方がわからない。です。
素材というのは、多くの場合、写真やテキストですが、ホームページを安く作成したいと考えると、それらの素材は全て、依頼者側（運送業者側）が用意することが大半です。
少ない費用でホームページを作ろうとすると、制作費を抑えるため、最低限のデザインテンプレートに、依頼側が用意したものを、当てはめるだけというホームページになってしまうのです。
もちろん、予算が出せない場合は仕方ありませんが、ある程度予算を出すことができるのであれば、補助金などを利用して、素材も制作側が作成してくれるようなホームページ制作会社に依頼する方が良いでしょう。
ホームページは、持っていれば良いというわけではなく、持っているホームページの印象や内容が、そのまま企業イメージに結びついてしまいます。
急いで集めた素材を貼り合わせただけのホームページでは、やはり見る側からしても、あまり頭に入ってきません。
プロに素材選びから依頼ができるホームページ制作であれば、デザインと、必要で重要な写真や文章を、上手に組み込んで作ってくれるので、粗末な仕上がりにはなりにくく、信頼性に結びつきやすいですよ。
まとめ
今回は、運送業でもホームページが必要か否かについて、ご紹介してみました。
結論は、必要ですが、予算が出しにくいのであれば、自分で作成するもしくは、素材を頑張って集めてみることで、クオリティを担保しておきたいですね。
また、運送業でも、質の良いデザインのホームページを持つ会社が増えているため、ホームページを持たないことが、信頼性の欠如に直結する可能性も高まってきています。
補助金などを利用して、上手に良いホームページを持っておきたいものですね。