ホームページを制作会社に依頼する際にデザインのクオリティは必須ですよね。
センスの良いデザインで納品されても、自社のイメージに合わないと、結果的に理想のホームページデザインだったとは言い切れません。
では、希望どおりのデザインで納品してもらうために、発注者はどのような知識が必要なのでしょうか?
今回はホームページのデザインの決め方についてご紹介していきます。
デザイナーは自分のセンスだけでデザインを作っているわけではない
ホームページのデザインを作る上で、デザイナーが最も重要視していることは、「そのホームページを誰が使うのか」です。
Webデザインの世界には、ユーザー心理やユーザーが使いやすいページ構成で作るという意識が根付いています。
そのため、企業がアプローチしたターゲット層や、そのためにどのようなホームページにしたいかを伝えると、それに合わせたデザインを考えるのがWebデザイナーです。
例えば、デザイナーに伝えたターゲットが30代女性であるのに対し、デザインを発注した担当者の趣味が男性よりであった場合、発注者側は理想的なデザインを納品してもらえなかった。と感じるでしょう。
つまり、発注側も、自社のホームページを利用するユーザーが最も好みそうなデザインや、その競合サイトのデザインの傾向を知っておく必要があるのです。
その上で、デザインがあがってきたときに、「ターゲットは30代女性だけれど、どうも10代が好みそうなデザインになっている」といった、具体的な指示をデザイナーに伝えることができるのです。
デザイナーと全くセンスが合わない!デザインが全く気に入らない!を防ぐために
デザイン会社に発注する場合、複数いるデザイナーの中から誰が担当するかはわかりません。もしかしたら、発注者とセンスが合わないデザイナーが担当する可能性があるのも事実です。
出されたデザインがどれも全く気に入らない!となってしまうと、修正しても修正しても改善されず、次第によくわからなくなってしまうという負のループに陥ってしまいます。
こうならないためには、最初に依頼したいデザイナーの目星をつけておくことが重要です。
競合他社のデザインイメージを提出して、このクオリティで納品してほしい!というのも一つの手ですが、ホームページ制作会社の実績を見て「このサイトを作ったデザイナーさんくらいのレベルの人にお願いしたい」と言ってみるのも一つの方法です。
ホームページを頼む側としては、会社全体のデザインクオリティを見てしまいがちですが、会社にはさまざまな得意分野をもったデザイナーがいるため、なるべく自分の趣味と合ったセンスを持つデザイナーに依頼ができると、さまざまなことでスムーズに進みますよね。
ホームページデザインは、デザイナーと発注者との相性も大きく影響します。
しかしながら、発注段階で、どういったデザインの傾向が好みか、どのターゲット層に見てもらいたいかなどを細やかに伝えておくと、制作会社側で営業やディレクターが最も適したデザイナーを担当に採用するのが一般的な対応です。
そのため、できるだけ希望のデザインを伝えられるよういろいろなサイトをチェックして、自信の求めるデザインを頭の中に描きながら、打ち合わせをすすめていくと、ブレなく理想なホームページデザインに近づけるはずです。
ぜひ一度、試してみてください。