ホームページリニューアルで成功するために大切にしたいことは3つあります。その3つが明確であれば、ホームページをリニューアルかどうか悩む必要はありません。
では、ホームページのリニューアルを成功させるために必要な3つのポイントを見ていきましょう。
ポイント①なぜリニューアルするのかが明確に言える
リニューアルの動機として一番多いものが「そろそろリニューアルをした方が良さそうだから」です。しかしこれこそが、ホームページリニューアルが失敗する一番の動機です。
ホームページのリニューアルを考えている方はぜひ、リニューアルの必要性を言葉で明確に伝えることができるかどうか、今一度考えてみましょう。
リニューアルが必要な例としてご紹介します。
- 今のホームページに載っている内容が古く、現在の会社のかかげる目標や伝えたいこととズレてしまっている
- 検索しても上がってこないため、ホームページに訪れる人が少なすぎるので、上位表示ができるホームページにしたい
- スマートフォンに対応していないなど、古すぎることで見る人がストレスを感じる作りとなっている
- 自分で更新したいのに、更新ができないような作り方となっているので、更新が簡単なホームページに作り直したい
これら4つの例は、ホームページをリニューアルしたい理由が明確です。リニューアルする理由がしっかり第三者に伝わるといこうとはつまり、制作会社に依頼をするときに、課題をスムーズに伝えることができるということです。
伝えることができれば、現在かかえている課題点がしっかり解決された形で新しいホームページが作られるということになるため、ホームページのリニューアルが成功しやすくなるのです。
ポイント②リニューアル後のホームページの運用目的を決めておく
ホームページをリニューアルすると、なんとなく成功に近づいたような気になる。という誤解はよく起こります。そのため、リニューアルしてもなんらかの成果がでなければ、頼んだ制作会社が悪かったと思いがちです。
しかし、ホームページリニューアルにともない重要なことは、リニューアルしたそのホームページをどのように運用していくつもりなのかの目的があることなのです。
運用の目的の例を見てみましょう
- 新しいホームページの内容は、ホームページを見た人が「環境について考えている会社だ」と感じるような内容を掲載する。そのために積極的にSNSなどで最新情報を伝え、ホームページとSNSをフル活用する
- 「◯◯」というキーワードで1ページ目に上がってくるようなホームページにする。そのために更新が必要であれば1日1回更新するようにする
- 月間3件の問い合わせをホームページから獲得する。そのためにWEB広告も行うので、それに適したホームページにする。
- 来店客に自社ブランドの紹介としてホームページに訪問してもらう。店舗からホームページへの誘導が主であるため、お得な情報を随時更新していきたい。
この4つの内容は、ホームページがアップされた後の運用を考えた場合の例です。つまり、どのようにホームページを使っていくかが明確であると、それに適したホームページを制作会社が作ってくれるという良い発注の仕方となるのです。
ポイント③自社のリニューアルの目的と運用を叶えてくれる制作会社を探す
ここが一番難しいところであり、前の2つのポイントをおさえていれば失敗しにくいところになります。ホームページの制作会社はさまざまな得意分野があり、それぞれホームページ制作に対して掲げる課題や目的をもっています。
ここでもわかりやすく3つに分けて見てみましょう
- デザインの力でブランド力を底上げする制作会社
- SEOに強く、上位表示で訪問者を増やす制作会社
- マーケティングを組み込み、ホームページでの問い合わせ数を増やす制作会社
制作会社で多いのが①の「良いデザイン」です。
②は、上位に上げたいキーワードによって値段が違っていたり、上位に上げるためにホームページアップ後にブログを更新するなど、必要な作業があることを確認しておく必要があります。
また③のマーケティングですが、リサーチをふまえてホームページを作ってくれるものの、集客は別料金ということがほとんどですので、どのような集客を考えてホームページを作ってくれたのかを共通意識としてもっておくことが重要です。
まとめ
成功するホームページのリューアル方法とは、自社のサービスを見直し、今のホームページの課題点を把握した上で、今後どのように新しくなったホームページを運用していくかを明確にした上で、その目的にあったホームページ制作会社を見つけることなのです。
このように文章で記載すると、ビジネスとしては当たり前のことだと気づく方も多いのではないでしょうか。
ホームページというと、つい専門性が高く、制作会社に全てを委ねてしまいがちになりますが、そこは自社の強い意志をもとに、そこにマッチする制作会社を探すことこそが成功の鍵だと考え、明確に、的確にすすめていきたいですね。