ホームページ制作 をもっと価値のあるものにするために考えてみた - 神戸ホームページ制作センター

ホームページ制作 をもっと価値のあるものにするために考えてみた

最近お客様の相談や見積もりを作成しいて思ったことがあるのでちょっと綴ってみたいと思います。

その見積り、しっかり取れてる?

お客様からオリジナルのショッピングサイトを作りたい、と要望があったとしましょう。

お客様が知りたいのは

  • どのくらいの費用で
  • どんな機能が搭載されたシステムで
  • いつから使えるようになるのか

まずはこの3つが挙げられます。
これが成り立つ前提で、

  • どんなデザインで
  • 売上が伸びるサイトであるのか

がざっくりと挙げられますね。

お客様のおめめは非常に肥えている

今や、高機能かつ費用がかからずに使えるサービスがたくさんあります。
スマホの普及により、一般ユーザー様やお客様の目は非常に肥えておりますよね。

ここで残念なトーク例を紹介しましょう。

お客様 「ショッピングサイト作って欲しいんだけど、いくらかかるのん?」
制作会社「どのような機能をごきぼうですか?例えば会員を設けたり、クレジットカード対応などなど・・・」
お客様 「あぁ、めっちゃ簡単でいいねん。ただ会員機能を設けてログイン出来ればOK」
制作会社「かしこまりました、ログイン機能だけであれば△△万円で行けますよ」
お客様 「ほな、それでお願いするわ〜」

ものすごくざっくりで、参考にすらならない会話ですね。
さて、この制作会社は正しい見積もりができたでしょうか?
結論を言えばノーです。
それはなぜでしょうか?

お客様の要望・希望を聞き出せていない

ログイン機能、と一言で言ってしまっても

  • ログイン項目は何なのか?
  • ログイン方法はどうするのか?
  • セキュリティ対策(SSL)の導入はするのか?
  • パスワードを忘れて、ログインできなくなった場合はどうするのか?
  • パスワードの再発行をするのか、再設定をするのか
  • そのフローはお客様が一つ一つ行わなければいけないのか、それとも別途フォームをもうけるのか
  • ログイン使用としているユーザーを正しいユーザーだと判断するにはどういった基準で行うのか?
  • ログインしない期間が一定期間続くとユーザーに何かしら通知を行うのか
  • FacebookやTwitterなどSNSでのログインに対応するのか

などなど、たかがログインですが、されどログインなんです。
この4文字に込められた意図は上記のやり取りでは汲み取れていませんよね。

お客様と制作側で大きな隔たりがある

当たり前のことですが、互いに「普通」だと思っているラインは人それぞれで異なります。

お客様の普通

お客様はfacebookをよく使っている方であれば,facebookのようにログインが出来る。
パスワードを忘れた場合は再設定申請を行うことにより、自動でメールが送られてくる。そのメールから再設定が行うことができるようになる。
といったことを、標準だと考えてしまいます。

制作側の普通

それに対し、制作側はただログインIDとパスワードを入力すればログインができる10年ほど前のスタイルを用意します。
セキュリティの対処や再発行などの考慮は一切ありません。
あくまでもログイン出来れば良い、という要望から制作されています。
かなり少なくなったとはいえ、こういったweb制作会社様はまだまだ存在します。

ホームページ制作の料金だけでサービスを選んではいけない

これはホームページで売上を伸ばすどころか、悩みばかり増えてしまいます。
実際、今年に入ってから相談を受けたお客様の3割は、初めてのホームページ制作で格安の業者様を選んで悩んでおられました。
満足する結果どころか、悩みばかり増えてしまってどうすればいいのかわからない、といった深刻な状況に陥っておりました。

サービスに対しての値引きや予算組は慎重になったほうが良い

賛否両論ある考え方だとは思いますが、えいやん個人の考え方だと思ってください。
商品に対する値引きなどは問題ありません。対価となる商品の価値はしっかりと存在していますから。
商品が偽物出ない限りは損はしませんよね。

しかし、サービスに対する値引きほど危険なものはありません。
なぜなら、予め設定している金額がサービスを行う上で自社を存続させるために必要な金額であるからです。
決められた人員リソースを使っても問題なく、かつお客様への負担も大きくならないようにしています。

サービスはいただいた対価から生まれるもの

ここでサービスに対する値引きを行ってしまうと、予定しているリソースでは赤字、もしくは赤字にならないギリギリになってしまいます。
これでは、会社をおおきくすることはできません。サービスを行う人間のモチベーションも上がらず、いただいた金額内でのサービスを行います。
例え、値引きしたとしてもサービス面では妥協しません、とうたっていたとしてもです。
(サービスの質を変えずに行ける場合は、元々の料金が高額であるケースがほとんどです)

ホームページ制作は非常に専門性の高いものです。私達プロがわざと、ホームページの表示速度を遅くしてみたり、検索エンジンに引っかかりにくいように作った状態で納品したとしてもお客様はそこに気がつくことができません。
つまりお客様が気が付かないことでいろんなことができてしまいます。
予算が合わないからといって無茶な値引き交渉は控えるようにしてください。
それなりのサービス提供になってしまいかねません。
神戸ホームページ制作センターではこのようなことは一切行っておりません。

神戸ホームページ制作センターも値引きをすると手をぬくの?

これは値引きしたから弊社は手を抜きますよ、ということではなく人間の心理的な部分の話になります。
本来であれば50万円の作業を35万円で行わなければいけなくなった場合、差額の15万円は別のことで補填しなければいけません。
予定していた時間よりも短い時間で作業を行わなければいけなくなるのです。
そんな仕事では、お客様が望むような結果が得られるものが生み出されるわけがありません。

私の話に熱心に耳を傾けてくださるお客様がたくさんいらっしゃいました。
へぇ〜、なるほど! え、そうなの!? などなど、面白い発見や気付きを得てもらえたようです。

弊社では、結果が出るためのwebサイト制作に全力を注いでおります。

新規Webサイト制作の場合

結果を生み出す、ということはお客様のこと、ターゲットユーザーのこと、取扱商品(サービス)のことなどをあらゆる角度から調査する必要がございます。
制作に入る前の事前準備段階が命ですので、どうしてもお時間を頂戴することとなります。
その調査した結果を基に、お客様と打ち合わせを行いホームページのコンセプトを固めていきます。

ホームページのリニューアルの場合

ホームページのリニューアルであれば、現状のアクセス状況を調査します。
そこから目標値にたどり着くためにはどうすればいいのか。同じターゲットのままで良いのか。既存ターゲットに合った訴求になっているのか、など戦略を軸に企画・提案することが多いです。

制作側に丸投げするようなお話は、ほとんどが失敗に終わる

いずれにも言えることですが、webサイト制作を依頼したからあとはうまいことやってよ!
この言葉をいただくお客様のページが上手く行った試しはほとんどございません。

ホームページは一緒に作り上げるものです。
私達はホームページ制作のプロではございますが、取扱ている商材やサービスはお客様の方がプロです。互いのプロをうまく使い、足りない部分を補いながら協力して作成することで非常に価値のあるホームページ制作が可能となります。

結果を求めるホームページ制作を依頼するのであれば、ホームページ制作会社はしっかりと調査ください。
電話して担当の方と会って話をする。企業の方針がいかに素晴らしくても、担当の方とウマが合わなければうまくいくものもいきません。

急ぐ気持ちはわかります。早く売上を伸ばし、なんとか状況を打破したい、という気持ちは皆同じです。
だからといって、焦って動いても結果がついてくるわけではありません。
考え、納得し、理解、共感を得た上で次の一歩を踏み出しても遅くはありません。
あなたのためにどうにかしたい! と熱意ある提案を提供することを目標に日々奮闘しております。

この考え方がアナタの心に引っかかることを願って。
一緒に成果を出すホームページ制作を行いましょう!