伝えたいことは山ほどある。でもそれを全て載せると、「結局何が言いたかったの?」と伝わりにくくなる可能性が高い。
そう、企画書は最も言いたいことを伝えるための手段なのです。言いたいことを、全部伝えるのではなく、最も伝えたいことを順序立てて伝えていく!そこに注力すると、時間もかけず、企画がとおりやすい企画書となるのです。
今回は、視覚で伝わりやすくすることができる「レイアウト」についてお伝えしていきましょう。
余白を大切にして、つめこまないこと
まず、読みたくなる文字量と余白が大切です。DTPデザインをされている方ならピンときますが、思わず目がいくデザインを作成するには、ジャンプ率(※)が重要。企画書もジャンプ率を考えると良いでしょう。※本文と、見出しの文字サイズの比率
下記の参考画像を見ていただくとわかるように、文字と写真を詰め込んでしまうより、本当に読ませたい文章を大きく持ってきた方が読んでしまいませんか?
また、説明文章を盛り込まなくても、見出しや少ない文章と写真を組み合わせるだけで、好印象をもたせることもできます。
伝えたいことを、きちんと伝えるには、少なめの文章と、効果的な見出しと写真。それらを引き立たせる余白が重要です。
効果的に表やグラフを入れて説得力を増す
市場調査や競合分析などの資料を収集し、企画書に必要な情報を整理て載せる場合や、自社の実績結果など、文章ではなく一目でわかるようなグラフや表を入れると効果的です。
すでに作られた表を引用する場合は問題ないのですが、自分で表を作るとなると一苦労・・・。
そんな時、すでに表組みが完成しているテンプレートを利用すると見た目も美しく、わかりやすい表を作成することができます。
便利なテンプレートをご紹介
すべて最初から作成するには、あまりにも労力がかかりすぎます。
なので、テンプレートを上手にカスタマイズすることをおすすめします。デザイン性の高いものや、もとからグラフなどがそろっているものなど、多種多様ありますので、ぜひご活用くださいね。
まとめ
企画書はとても時間がかかる上に、企画がとおらなければその作業時間は無駄となってしまうものです。
だからといって手を抜けば、仕事を獲得することはできません。
まずは、伝えたいことを相手に伝えるために必要な、企画書の見せ方と、それを最短で作成できる無料ツールを把握するということを大前提として、時短で効率よく作り上げることが大切ですよね。
ぜひ、いくつかのテンプレートから最適な企画書作成の味方をみつけて、企画がとおる企画書を作り上げてみてください。