ホームページを制作すると必ずついてくるのが「ホームページの運用費用」。つまり維持費です。ひと昔前であれば、維持費に膨大な費用をかけていた企業様も多かったかもしれません、しかし現在では安価なレンタルサーバーや、数百円から利用できるドメインなど、費用を削ろうと思えば十分削ることができます。
まずはホームページ運用費用にはどのようなものがあるかを知って、かしこく節約しながら維持していきましょう。
ホームページ運用費用①レンタルサーバー代
サーバーとは、ホームページを保存しておく場所です。サーバーにホームページデータを置くことではじめて、世の中全ての人がURLをたたいて、ホームページを見ることができるのです。
つまりレンタルサーバーの契約は、ホームページ運用には必須の費用です。
サーバー費用の相場
平均して月額1,000円程度となります。しかしその金額の幅は、契約内容やレンタルサーバー会社によって違います。
まずはどのサーバーを利用するかを決めて、そのレンタルサーバー会社が提供しているプランを確認し、金額と内容を確認した上で、自社のホームページに合うプランを選びましょう。
ホームページ制作会社に依頼する場合は、その制作会社が安心と思えるサーバーやプランを利用しているので、お任せすることも可能です。
サーバーの費用の違い
安定性と各種高速化機能、要領など、さまざまな要素で値段が変わってきます。せっかくホームページを作っても、サーバーの動きが遅く、ホームページの表示スピードや、クリックなどのアクションを起こすスピードが遅くては閲覧者は離脱してしまいます。
多くの人がホームページに訪問する可能性がある、もしくはブログが中心の簡易的なホームページである。など、作成したホームページの要素によってレンタルサーバーを選ぶと、無駄な出費なく契約することができます。
ホームページ運用費用②ドメイン代
ドメインとはURLのことで、URLを契約して自社のホームページのものとして利用するということです。すでに他社が利用しているURLを使うことはできないため、使いたいと思っているドメインを検索して利用できるか、値段はいくらかを確認することができます。
・ドメイン費用の相場
ドメインの費用は数百円から数千円/年間と、ひらきがあります。費用の違いの理由には、「.jp」「.com」「.biz」など、どのドメインを利用するかによります。例えば「co.jp」は、日本国内で登記を行なっている会社が利用できるため、信頼性が高い反面、年間の利用金額が高くなるのです。
・より安くて安心のドメインを見つける
では、ほかにどのような意味をもったドメインがあるのでしょう。
.com 商用サービスや企業向けドメイン
.net ネットワークに関しるサービスを行なっているドメイン
.biz ビジネス向けドメイン
.info 情報発信のドメイン
.org 非営利団体向け、組織向けドメイン
ホームページ運営のかかせない、ホームページの目的設定。その目的に応じてドメインを選ぶことが重要です。その上で安く契約することができればなお良いですね。
ホームページ運用費用③ホームページ更新費用
一番高額になりうるホームページの運用費は、このホームページ更新費用です。月額10,000円でも安い方だと思われます。
ホームページ制作会社によっては、修正があるときだけ費用を支払うような、毎月支払わなくても良いサービスを提供しているところもあります。
もし、ホームページの更新頻度が高い場合は、1ヶ月ホームページ修正し放題など、多少の固定費は払っても契約しておいたほうが良い場合も多々あります。
ホームページを運営していく中で、どれくらい更新する可能性があるかを考えておくことも、節約の一歩となりうるのです。
まとめ
ホームページを運用するにあたり、必要最低限の費用をご紹介しました。
あくまで必要最低限ですので、これ以上かかるかどうかは「顧客管理システムをひもづけた」「予約システムをひもづけた」「ホームページの更新頻度を増やした」といった、追加サービスによって随分変わってしまいます。
自社のホームページの装備をどの程度実装することで、目的の運用が可能かをきちんと考えて、年間どれくらいの維持費がかかるか把握しておきたいですね。