成果が出るホームページにしたいと思い、広告業者などに「問い合わせ数を増やしたいのですが」と見積もりを出したことは多々あるのではないでしょうか?
以前ほどはみかけなくなりましたが、ボタンの色を緑にすることや、写真を笑顔の女性にするだけで、CV率アップなど、多くの施策があるように見える見せ方が多かったと思います。
しかし、運用してみて思うのは、ボタンの色を変えたからCV率が上がるというよりも、そのホームページに書かれていることを必要としてるユーザーに的確に届き、なおかつ、ユーザーの心を動かすコンテンツが書かれていることが重要であり、心が動けばボタンの色に関係なくアクションを起こすということです。
結論からいうと、ホームページで効果をあげていく方法は「ユーザーの心をとらえるものであるか、求めるユーザーにきっちりホームページが届いているか」ということになりますので、広告業者のホームページを改修しましょう。という言葉に惑わされる前に、自社の強みやサービス力を見直してみることをおすすめします。
では、どういったしっかりとした軸で広告業者とやりとりできるためのポイントをご紹介していきましょう。
なぜ、問い合わせがこないのかを自社軸で考えてみる
まずは問題点も解決策も他社任せにしないということです。結果的にこれが一番の無駄な経費の削減となります。
問い合わせがこないと思ったら、まずは原因が何かを考えてみましょう。
ホームページの訪問数がほとんどない。という可能性があります。
もしくは、ホームページ問い合わせが急に減った場合は、ホームページの訪問数が減少している可能性もあります。
これは憶測ではなく、ご自身の目で見て把握しておくことをおすすめします。
では、訪問数が激減したり、そもそも少ない場合は何が問題なのでしょうか。
(1)Googleにホームページをまだ認識されていない
(2)ホームページのCMSなどシステム部分が古いバージョンのままとなっている
(3)SEOでヒットするような内容がホームページに記載されていない
(1)と(2)は自分で対処が可能です。
(1)はGoogleにホームページを認識させる方法をご覧ください
(2)はワードプレスを利用している場合、
ワードプレスを最新の状態に保っておく方法をご覧ください
(3)についは、ホームページの内容や使われているキーワードが薄い可能性があります。
これも、自社でホームページの内容を競合他社と見比べてみて、どの程度足りていないのか、何が違うのかを把握しておく必要があります。
広告業者と対等に話をすることを念頭においてやりとりをおこなう
もっとも関係性が崩れるのが、広告業者に対し「なんとかしてくれるのがお仕事」と思って依頼するパターンです。
なんとかすることは広告業者の仕事ですが、目標を達成するためには、費用が多くかかります。そのため、費用を最低限におさえつつ成果を出すには、業者に丸投げをすると、全く成果が出ずに時間だけがたってしまうという結果になってしいます。
しかし、専門知識がないのに、どうやって広告業者と話し合えば良いのでしょうか。
そこは単純に、「なぜ今、結果が出ないのかを理解する」だけで良いのです。
前述のように理由が(1)(2)(3)のどれかであれば、(1)と(2)といった技術的な部分だけをお願いして様子をみたい。と言えますし、(3)であれば、競合と比べ使われているキーワードが少ないのでSEOで上がってこないと思うが、どういったキーワードなら上位に表示されやすく、それを使ってページを充実させるには、どれくらいの費用がかかるだろうか。という話となってきます。
それを全て業者おまかせにしてしまうと、ホームページの大幅改修とSEO対策運用という、最大規模の改修見積もりが手元に届くこととなるでしょう。
つまり、自社で原因を把握し、それを広告業者に依頼し、思い通りに成果が上がったか否かを検証する。という流れまでを行えば、無駄な費用はかからずにすむ可能性が高いのです。
まずは、原因をなんとなくで良いので把握しておくというお話をご紹介しました。
それでもやはり、通常業務がある中で、専門外のホームページのことまでなかなか手が回らないですよね。
ひょっとすると、親身になって顧客によりそい、無駄な経費をかけさせることなく対応してくれる業者がいるかもしれません。
当社ではホームページを作ってくださったお客様などに、月額管理費という形の中から、細やかなサポートも対応するサービスがあります。
気になった方は、ぜひともお声がけくださいね。