インターネット上でウェブサイトを作成するためには、最初にドメインを取得する必要があります。
ドメインは、ウェブサイトのアドレスや識別子であり、ユーザーがウェブサイトにアクセスするための入り口です。
この記事では、初心者の方でも理解しやすいように、ドメインの取得方法を詳しく解説します。
ドメインとは何?
ドメインとは、インターネット上でのアドレスを表すものです。
たとえば、Googleのドメインは「google.com」です。
ドメインは、IPアドレスと関連付けられており、ユーザーが特定のウェブサイトにアクセスする際に使用されます。
ちなみにIPアドレス(Internet Protocol Address)は、コンピューターなどがインターネット上で通信するために使用される一意の番号です。
IPアドレスとドメインは関連しており、ドメインはIPアドレスと関連付けられます。
ドメイン名システム(DNS)と呼ばれる仕組みが存在し、このシステムによってドメインとIPアドレスの関係が管理されます。
ユーザーが特定のドメインにアクセスするとき、インターネットプロトコルに基づいて、ドメイン名から対応するIPアドレスが見つかり、そのIPアドレスに対して通信が行われます。
このように、IPアドレスとドメインはインターネット上での通信やウェブサイトの識別に欠かせない役割を果たしています。
ユーザーはドメイン名を使ってウェブサイトにアクセスすることができ、そのドメイン名はDNSを通じて対応するIPアドレスに変換され、正しいサーバーに通信が届けらるというやりとりが瞬時に行われているのです。
ドメインの種類には国際的に利用されている.com、.net、.orgや、国や地域を示す.jp(日本)、.uk(イギリス)などがあります。
ドメインを選ぶ
ドメインを取得するには、特定の会社やサービスを通じて手続きを行う必要があります。
国内で初心者でもおすすめのサービスを3つご紹介します。
会社名 | サービス内容 |
エックスサーバー | 高速なアクセス速度、充実したサポート、豊富なプラン |
ムームードメイン | ドメイン取得料金が安い、連携しているサーバーあり |
さくらのドメイン | 高性能なレンタルサーバー、サポートも充実している |
ドメイン取得サービスを利用する場合の会社別注意点
それぞれおすすめした会社の利用する際の注意点をご紹介します。
エックスサーバー・・・国内シェア率No.1のレンタルサーバーです。高速処理技術に優れており、WordPressなどのCMSを利用するのに最適です。ただし、エックスサーバーは月額料金がやや高めです。
ムームードメイン・・・ドメイン取得の料金が安く、初心者でも簡単に利用できます。ただし、安いプランだとホームページの表示が多少遅くなる可能性はあります。
さくらのドメイン・・・取得したドメインと連携できるサービスが豊富にあり、ビジネスにぴったりです。使い方が少しややこしい印象があるところが、初心者にははいりにくいのも事実です。
ドメイン取得に必要な手順をご紹介
ドメインを取得する手順は3つです。
- ドメイン名を決める
- ドメインが取得できるサービスを選びドメインを取得する
- ネームサーバーを設定する
まずは、どんなドメイン名(URL )にするかを考えます。そして、ドメインを取得するサービスを選び、そちらで契約をおこないます。その際、すでに使われているドメイン名は取得できないので、もし希望のドメイン名が利用されているという結果になった場合、ドメイン名を再度考え直す必要があります。
つぎに、ネームサーバーを設定しますが、こちらはどのサーバーを契約するかを考える必要があります。
ドメインとサーバーの両方を契約できるサービスであれば、手順にしたがって進むことでそのまま契約をすることができますが、どちらかひとつのみのサービスしかない場合は、それぞれに契約を行う必要があります。
まとめ
以上が、ドメインを取得する方法です。
まずは、どんなドメイン名にするかと、どのサービスを利用するかを考えて契約にすすむと良いでしょう。
ホームページ制作会社に依頼をすれば、そのまま全て対応してくれるので、制作会社に依頼することもひとつです。
また、大抵のサービスは年間契約のため、一年後に更新をする必要があることを忘れないようにしましょう。