「見つけてもらい」「興味を持ってもらった」その先に、最も重要なゴールがあります。それが“行動してもらう”ステップです。どれだけ情報が魅力的でも、最後の一押しが弱ければ、問い合わせにはつながりません。
この章では、「問い合わせ」「資料請求」「メール登録」といった具体的アクションを起こしてもらうための仕組みを、初心者にもわかりやすくご説明します。
▼Web集客の全てを説明した「【Web集客】中小企業・製造業の売上UP Web戦略とは」はこちらをお読みください。

1. 問い合わせフォーム|“気軽に送れる”工夫が重要
見込み客の行動のハードルを下げるのが問い合わせフォームです。「質問だけでもOK」な雰囲気を出すことで、アクション率がアップします。
▶ポイント:
- 入力項目は最小限(名前・メール・本文のみなど)
- 「送ったらどうなるか」明記(例:「数日以内に返信します」)
- スマホでも入力しやすいUI(フォーム幅、タップしやすさ)
▶やってみよう!
- Googleフォーム/formrun/WP Contact Formなどで簡易フォームを設置
- ボタン文言を「無料相談する」「見積もり依頼はこちら」に変更
2. 資料請求|“情報提供型CTA”でアクションを促す
いきなりの問い合わせが難しい人でも、「資料請求」なら心理的ハードルが低く、リード獲得につながりやすくなります。とくにB to Bは資料をもとに話し合いをする場合が多く、コンバージョンを資料請求にしておくことをおすすめします。
▶ポイント:
- PDFなどで「製品パンフレット」「導入事例集」「価格表」を用意
- フォーム送信後にダウンロード可能 or メールで送付
- 内容を見せる(表紙や一部内容をチラ見せ)ことで信頼UP
▶やってみよう!
- 資料を用意できない場合は「会社紹介+よくある質問」をPDF化
- WordPressプラグイン「Download Monitor」などで簡易DL機能追加
3. メール登録|“継続的な接点”をつくる
今すぐの問い合わせには至らなくても、興味はある。そんな見込み客とつながり続ける手段として、メールマガジンやLINE公式アカウントが有効です。
▶ポイント:
- 定期的に技術解説・事例紹介・キャンペーン案内などを発信
- 「登録するメリット」を明記(例:「限定事例PDFプレゼント」など)
- 解除リンクを必ず明記し、信頼感を高める
▶やってみよう!
- メール配信サービス(Mailchimp、Benchmark Email、formrunなど)を活用
- CTA文言:「事例PDFを無料で受け取る」「技術資料をメールで受け取る」
まとめ:アクションまで導く導線設計が“勝負の分かれ目”
「行動してもらう」仕掛けが整っていれば、見込み客を確実に問い合わせへ導くことができます。
CTAボタンの位置・文言・デザイン、資料やフォームの内容すべてが“問い合わせ率”に直結する重要要素です。
まずは1つ、「問い合わせしやすい」導線を整えてみましょう。小さな改善が、大きな成果につながります。