人工知能（AI）開発会社のホームページ制作で、意外と知られていない、ユーザーの好感度を上げるホームページの見せ方についてご存知でしょうか？
ホームページでは、つい技術面を主にサービス紹介をしてしまったり、イメージ写真と大きな見出しでホームページを飾ってしまいがちですよね。
その根本には、細かな内容を書いてもユーザーは理解できないだろうという思いがあります。
難しいサービスを扱う企業ではおこりがちな考えですよね。実際に、それは正しいと思います。
今回は、そんな、難しいサービスを扱う会社が多い業種「人工知能（AI）開発会社」の、ホームページ制作についてご紹介していきましょう。
視点を変えれば、ホームページのイメージもガラリと変わるかもしれませんよ！
ユーザーが求めている情報は何？人工知能（AI）開発会社がホームページにのせるべき一番大切なこと
人工知能（AI）開発会社がユーザーに知ってもらうと良い大切なことは、「会社の目的と未来」です。
一見、それらは会社の経営の目線であり、ユーザーには関係ないようにも思われますよね。
しかし、明確な会社紹介とビジョンの伝達は極めて重要です。
なぜならユーザーは、製品やサービスを選ぶ際、その品質や価格だけでなく、提供する会社がどのような価値観を持ち、どのようなビジョンを追求しているのかを重視する傾向があるからです。
これは、安いものを値段だけで買う商品とは違い、値段はある程度出す必要があるものについては、その選択肢に価格意外の付加価値がついてくるからです。
Apple製品なども、多少高くても、Appleだから買うというユーザーのイメージがありますよね。
そのように、どのような会社から購入しようとしているのかを知るというのは、今の時代ユーザー目線では当たり前のこととなっているのです。
いえいえ、うちは、ユーザーから直接購入してもらうものではないのでユーザー目線は不要です。とお考えの企業様もあるかもしれません。
しかし、ユーザーに企業の価値観やビジョンが伝わらない状態であれば、顧客となる企業にも伝わっていない可能性は十分にあります。
ある一定の人だけに届けば良いという書き方ではなく、誰にでも理解でき、納得できる内容でわかりやすく記載すると、多くの方に好感をもってもらうことができます。
ホームページは、そのような見せ方が簡単にできるツールだということを思い出せば、見せ方はずいぶん変わってくるかもしれません。
実践。会社の目的、価値観、社会貢献を上手にホームページに載せる方法
ホームページを作る人、依頼する担当者、チェックする担当者の皆さんは、会社のビジョン・価値を明確にご存知でしょうか？
ホームページ制作会社に、テキストだけをメールで投げて、それをなんとなくデザイン的にうまく見せてもらうことで依頼を完了していませんか？
自社の良さや社会的価値を明確に言葉にして、その言葉の意味を真に理解していなければ、ホームページに載せたときにその言葉はただの単語となってしまいます。
そうなると、ユーザーや取引先にはその言葉の本当の意味は伝わらないですよね。
しかし、きちんと理解した人が、ユーザーへ的確に発信したいと感じたときに、それはビジュアルとともに、本当の意味をもってユーザーに伝えることができます。
ビジョンはキーワードで打ち出せるかもしれませんが、それを説明する文章やイメージ写真は「なんとなく載せる」と「わかってもらうために載せる」では全く違います。
重要なことなので、もう一度記載します。
ホームページに載せるべき「会社の社会的価値やビジョン」を、それをホームページ制作で載せる人、依頼する人、本当に理解していますか？
それを理解したい上で、最良の文章と見せ方でホームページに掲載しましょう。
では具体的にどうすれば良いのですか？
一言でいうと、文章力です。
きちんとした文章で、目的や価値、それを重要としている理由などを説明する内容を添えましょう。
一番良いのは代表の写真とともに載せることですが、難しい場合は文章だけでも十分です。
あくまで、読んでいる人の目線で説明をすることで、ユーザーの心に届きやすくなるでしょう。
「会社の歴史」は年表や表だけで表現しない
会社の歴史というと、100年続いている会社は載せることがあるけれど、当社はまだ10年程度だし・・・などと思われる方もいらっしゃいますが、ユーザーが求めている歴史とは「長さ」ではなく「想い」です。
創設者の話を聞くと、感慨深くなったり共感してしまうという体験は多々あるかと思いますが、それは「想い」がダイレクトに届くから心に響く場合が多いでしょう。
ホームページの「会社概要や歴史」はそのように見せることが非常に有効的です。
ホームページの会社の歩みなどは、年表や受賞した賞、取引企業や関連企業を並べるだけの見せ方が非常に多いですよね。しかしユーザーの心に残るのは、「なぜ会社が作られ、どう大きくなったか」です。
ほかにも、社会やユーザーにどのように貢献していくことを目標としているかを、ホームページ内で提示している会社も多いでしょう。
会社がどのような目的で創設され、どのように歩み、今どの段階にいて、将来的にどう社会に役立っていこうとしているか、わかりやすく伝えることで、ユーザーに信頼と好感度をもってもらえることとなるのです。
もし、現在の会社の説明が時系列になっているだけなのであれば、ぜひとも、そこに想いを記載し、なぜ今に至るかをユーザーに伝えると、ホームページのイメージもずいぶん変わるのではないでしょうか。
人工知能（AI）開発会社が必ず持っている「ビジョン」を、もっとホームページで打ち出す方法
ビジョンは、会社が目指す未来を明確にそしてわかりやすく伝えることが大切ですよね。
それは、具体的な目標の羅列ではなく、その目標を達成することで社会にどのような価値を提供するのか、また、その過程でどのような価値観を大切にするのかを含むべきです。
目標の羅列は、ユーザーには難しく、ただの会社の目標として捉えられるだけで、それが自分や社会にとって、どうメリットなのかまでは落とし込みにくいものです。
もし、自分や社会に対して、大きなメリットが得られる場合、人は応援したり共感したりするものです。
そういう気持ちにさせることができるのが、ホームページ制作の見せ方となります。
これらの情報は、ホームページの見やすい位置に配置し、直感的に理解できるようにすることが重要です。
さらに、ビジュアル要素を活用することも効果的です。
写真やイラスト、インフォグラフィックス、動画などを用いて、会社の紹介やビジョンを視覚的に伝えることで、ユーザーや求職者の理解を深めることができます。
まとめ
人工知能（AI）開発会社のホームページは、難しい内容のものが多く、写真も未来的な写真を使われているところが多いですよね。
しかし、実際に社会に取り入れられ、ユーザーの身近に存在するものも多々あります。
それらを身近に感じてもらうためにどう伝えていくか。それがホームページの見せ場となってくるわけです。
ホームページ制作で、これらのことを取り入れて、ユーザーと自社のサービスの距離を近づけ、信頼や親近感をもってもらうことができれば、非常に優秀なホームページとなるのは間違いないのではないでしょう。