「見つけてもらった」だけでは、お問い合わせや成約にはつながりません。次のステップは、見込み客に“興味を持ってもらう”ことです。
ここでは、ユーザーがあなたの製品やサービスに興味を持ち、「この会社なら信頼できそう」と感じてもらうための4つの重要コンテンツをご紹介します。
▼Web集客の全てを説明した「【Web集客】中小企業・製造業の売上UP Web戦略とは」はこちらをお読みください。

1. ホームページ|信頼の土台になる“企業の顔”
ホームページは、Web上での第一印象を決定づける場です。実際の営業でいえば「名刺」と「自己紹介」を兼ねた存在であり、訪問者に安心感を与える土台になります。
▶ポイント:
- 第一印象で「この会社は信頼できそう」と思わせるデザインと情報
- 「誰が、何を提供している会社か」が3秒で伝わる構成
- スマホ対応/読み込みスピードの最適化
▶やってみよう!
- トップページのデザインが理想の形になっているか確認してみよう
- ファーストビューにキャッチコピー+問い合わせ導線を設置
1-1デザインイメージ

①ヒーローエリア・・・トップページで最初に見たときに目に止まるエリアのこと
・キャッチコピー(例:「高精度!小ロットでも迅速対応」)
・サブコピー(例:「3日以内の試作品もお任せください」)
・CTAボタン(「お問い合わせ」「資料請求」)
②製品の特徴の見せ方
・アイコンや短文で魅力を端的に見せる
例:
・高精度加工(±0.01mm)
・最短納期3日〜
・柔軟な小ロット対応
③選ばれる理由が明確
なぜ選ばれるかを3ポイントで紹介
例:
・累計500社の導入実績
・ISO取得により安定品質
・業界NO.1の検査体制
④実績が魅力的
代表的な事例3件を図+成果とともに紹介
例:『自動車部品 A社:コスト10%削減』『金型製造 B社:納期短縮25%』
(株式会社ロボマインド様の場合)
・最も伝えたいキャッチを大きくし、画像とリンクさせることでインパクトを持たせる
・製品を売るのではなく、プロジェクトを伝えるため、代表の言葉をテキストや動画を使って伝える。
・実績はないので、推薦者の方々の熱い言葉を記載。これは選ばれる理由として十分な説得力がある。
2. 製品・サービスページ|強みが伝わる“営業ツール”
検索や広告から訪れた見込み客が、もっとも気になるのが「製品・サービスページ」です。単なるスペック紹介ではなく、自社の強みや差別化ポイントを伝える営業資料のような役割を担います。
▶ポイント:
- スペックの羅列ではなく、「どんな課題を解決できるか」を伝える
- 導入メリット、使用事例、利用シーンなども記載
- CTA(お問い合わせ/資料請求)を自然な流れで配置
▶やってみよう!
- 製品の仕様説明の前に「こんなお悩みに最適です」と1文入れる
- 写真やイラストを使って「イメージしやすく」する
3. ブログや技術解説ページ|検索され、信頼される“知識資産”
ブログや技術解説は、検索経由での流入を促す入り口になるだけでなく、「この会社は技術力がある」と感じさせる信頼の材料にもなります。
▶ポイント:
- ユーザーの「調べたい」「比較したい」ニーズに応える記事を作る
- 技術の仕組み・製造工程・FAQ・製品比較などを解説
- 継続更新することで、SEOにも強くなる
▶やってみよう!
毎月1本のペースで投稿すれば、半年後には資産になります
「製品名とは?」「用途別の選び方」などから記事を書き始める
4. 導入事例・FAQページ|“第三者視点”で背中を押すコンテンツ
「本当にこの会社に任せて大丈夫か?」と見込み客が迷うタイミングで、効果的に信頼を補強できるのが事例やFAQです。他のお客様の声や、よくある不安への回答は、最後の一押しになります。
▶ポイント:
- 事例紹介は「業種・課題・解決策・結果」の流れで構成
- FAQは営業でよく聞かれる質問+見込み客の不安を先回りして解消
- 画像やお客様の声があるとさらに信頼感アップ
▶やってみよう!
- お客様からの許可を得て「事例+お名前(または会社名)」を掲載
- 「問い合わせ前によくある質問10選」をFAQページで作る
興味を持ってもらえる情報が充実すれば、問い合わせ率・成約率は確実に上がります。
次は「行動してもらう」編へ進みましょう(CTA・CV設計の工夫)
「行動してもらう」編 ▶︎