パン大好きです!!神戸にはさまざまなパン屋さんがあり、たいていの人はお気に入りのパン屋を複数持っていると思います。
そんな中、あらためて自分のお気に入りのパン屋のホームページをのぞくことは、果たしてあるのでしょうか・・・。
お店に行けばパンが並んでいて、その日の気分でパンを選ぶ。
そんな売り方買い方が普通であるため、行きつけのパン屋さんのホームページをチェックする人は少ないかもしれません。
今回は、そんなファンづくりを店頭で行うことができるパン屋さんが、ホームページを持つべきなのか、もし持つならどのようなホームページを作るべきなのかについてご紹介していきたいと思います。
お客さんが、もしパン屋のホームページを見る場合、そこに載っていることで期待していることが何であるか?をひもとけば、その答えがイメージがおのずと浮かんできますよ。
神戸で人気のパン屋さんの例をだしながらお伝えするので、ぜひ最後まで見てくださね。
パン屋さんはホームページを持つべきか。その答えと理由について
まず、いきなりどどーんと本題ですが、パン屋さんはホームページを持つべきです。
もちろん、コストもあるので、ホームページを無理して作る必要がありません。
もし持つべきか迷っているパン屋さんがあるのなら、ホームページは持った方が良いですよ。というのが答えとなります。
では、なぜ持つべきなのか・・・また持つならどのようなホームページを作るべきなのでしょうか。
持つべき理由ですが、ホームページは本来、すでに常連となっている顧客へ情報発信をするという役割を持っていますが、同時に新しい顧客に、どんなお店やサービスであるかを伝える役割をになっています。
昨今SNSの普及により、常連客への新着情報や新しい商品情報の公開は、InstagramやLINEを使うようになりました。
そのため、どちらかというとパン屋さんの常連顧客へのアプローチ方法は、スマホで簡単にアクセスできるInstagramやLINEを使うことがおすすめと言えるでしょう。
しかし、全く新しい顧客を獲得するには、やはりホームページがベストなことに代わりはありません。
なぜなら、ホームページでは、顧客がパン屋を選ぶための心理を抑えるコンテンツを載せることができるからです。
つまり、選ばれやすく、興味を持たれやすくなるということです。
では、顧客がパン屋を選ぶコンテンツとはなんでしょうか。5つご紹介していきますね。
(1)見た目が美味しそうで楽しい気持ちになるか
(2)ハード系かソフト系か
(3)素材は安心できるものを使っているのか
(4)どんな種類があるのか
(5)どんなコンセプトがあるのか
情報あふれる時代、なんとなくお店によって「買おう」というお客さん以外の顧客を獲得できる方法も、たくさんありますよね。
あなたのお店を知らない新しい顧客を獲得したり、旅行で遊びにきた顧客を獲得するなど、あらゆる可能性や方向性のお客さんをお店につれてくることができるのが、 ホームページです。
もし、あなたのお店が情報誌に取り上げられたとしても、イベントに出店したとしても、インスタグラムでシェアされたとしても、ホームページの見せ方ひとつで、顧客の心を動かし「行ってみたい!」と思わせる数を増やすことができるのです。
そのため、パン屋さんもホームページをもち、その見せ方をしっかり構築することで、今までお店に来たことがなかった顧客層にアプローチすることができるという、大きなメリットがあるのです。
パン屋さんがホームページを持つとき、どんな内容を載せるべきなのか
ここまでは、パン屋さんがホームページを持ったほうが、新しい顧客の獲得に貢献できるというお話をしてきました。
では、どのようなホームページを持てば、お店の魅力がダイレクトに伝わりやすいのでしょうか。
実は、今あるパン屋さんのホームページの多くは、残念なことに商品の写真と、アクセス方法を載せて、新着情報を更新するのが大変なため、古いままになっている・・・というような傾向が見受けられます。
更新をするには、ホームページ制作会社に毎月の支払いが発生してしまいますし、ましてや通常業務を行いながらホームページの管理までするのは、あまりに現実的ではないですよね。
なので、ホームページを作る場合は「更新する必要がないもの」を用意することをお勧めします。
更新頻度の高い、商品紹介などはInstagramやLINEで十分です。
ホームページで載せるべきことは、もっと基礎となるベースの部分に重きをおくべきです。
ではここからはどんな内容をどういう理由で載せた方が良いのかについてふれていきますね。
パン屋さんのホームページで載せておきたい大切なこと
(1)原材料へのこだわり
最近の健康ブームで、グルテンフリーや材料の品質をチェックすることは、もはや常識のひとつとなってきています。
もし、グルテンフリーのパンがあったり、高品質の素材を使っている、アレルギー対策を行なっているなどの特徴がある場合は、大いにホームページに載せて、それらに関心のあるお客さんの心を掴むことをおすすめします。
こだわりのあるお客さんや、小さい子供のいるお家などは、そんな情報を敏感にキャッチしていると思いますよ。
(2)店舗の雰囲気と立地
お店に入らないとお店に並んでいるものがわからない・・・。そのため決まったパン屋さん以外は行かないという人も多いと思います。入ってもし、買うものがなかったら・・・や、思ったよりも高かったらと考えると、お店の中が外からわかったり、昔から通っているパン屋さんを選んでしまいますよね。
もし、そんな人が、なんらかのきっかけであなたのお店を知ったとき、一番にチェックするのがSNSかホームページです。
ホームページに内装の雰囲気が載っていたり、定番商品の紹介があったら安心できますよね。
初めての人が、不安にかられずお店に足を運べる情報を伝えるのもホームページの大事な役割です。
(3)シェフのこだわり、想い
もうひとつ、つい忘れがちなコンテンツがこれです。
シェフは何を思ってパンを作っているのか・・・。
例えばフランスパンで有名な「ビゴの店」はホームページに大きく、その思いや大事にしていることを載せています。
それを読むと、パン好きな人はその思いを応援したり、だからこんなに美味しいのかと味に理由を感じることができるのです。
ただ美味しいから、美味しそうだからという理由よりも、感情とともにその味を味わうことができる方が、リピート率が高いのも事実です。
パン屋さんがホームページをもつ上で大切なことは、お客さんがどんなことを知れば、自分のお店を好きになってくれるかを知り、それをホームページに載せることです。
それが伝わるホームページであれば、信頼感や親近感をもって足を運んでくれるお客さんが増えるはずですよ。
神戸の有名パン屋さんのホームページの良いところをご紹介
では最後に、神戸のパン屋さんのホームページをいくつかご紹介していきましょう。
KÖLN(ケルン)
新着情報なども更新していて、さまざまな取り組みを行なっているお店です。
ホームページとお店の雰囲気もマッチしているので、安心して足を運べますよね。こちらは、かなりホームページに力を入れているお店なので、同じように力を入れたいパン屋さんも参考にされると良いと思います。
ビゴのパン
どんな思いで作り、どんなパンが有名であるかなど、初めて訪れた人がよくわかるような内容のホームページです。
他のフランスパンと何が違うのかも紹介しているので、興味をもつ人も多いですよね。
ル・パン神戸北野
素材の安全さと、お店の中に入り、いろいろなパンい出会える期待感を感じさせてくれるホームページです。
無香料、無着色、保存料不使用で作られていることがわかり、安心できますよね。
ベーカリー ノリ
ホームページではないものの、オーナーのコメントでパンが食べたくなるのでご紹介します。
まとめ
今回はパン屋さんがホームページを持つべき理由についてご紹介しました。
こだわりのパン作りについて、自分のホームページを使って発信することで、多くの人の信頼と共感を得られるかもしれないということと、ホームページを持ったからといって、必ずしも更新しなければならないということはないので、この記事を読むことで、持つことのハードルを下げてもらうことができれば嬉しいです。