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ホームページ問い合わせを増やすためにやる具体策

問い合わせ

「ホームページから問い合わせが来ない」このような悩みを抱えるホームページ運営者は少なくありません。特に中小企業では、外注予算も限られており、自社で改善しなければならないケースが多くあります。

この記事では、「問い合わせが増えない原因」と「いますぐ実行できる改善策」を、事例とともにご紹介いたします。広告費をかけずに成果を出したい方必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

まず・・・私も苦労しています。多くの方が悩んでいるのが問い合わせ数です

実際私たちも、何十件という「ホームページを作ったのに全然問い合わせが来ない」という声を聞いてきました。

そしてこれは珍しいことではありません。多くの企業のWebサイトが、見た目のデザインや情報の網羅性に注力していても、最も重要な「問い合わせ導線」が機能していないことがあるのです。

そのような課題をかかえたまま、制作後の運用改善がされず、月に1件も問い合わせが来ないまま放置されているサイトが数多く存在しています。

ですから、決して珍しいことではないということと、やるからには徹底的にやらなければなりません。ホームページをさわって結果を出すには、広告運用のように短期的に結果がどんと出るということはほぼ無いため、たいていのかたが途中で挫折してやめてしまいます。

そこを踏ん張って、少しずつ結果を出すために前進していく必要があるのです。

ではなぜ、結果を待たずして挫折してしまうのでしょう。それは、結果が出ない=間違っているのでは?もっと良いやり方があるのでは?と迷い、途中放棄してしまうからです。

ですので、そうならないように、成功までの道のりで、何をすればどういう結果になったかを細かく振り返っていくことが大切です。

そうしないと、今やっていることが、果たして結果への礎になっているのかどうかわからないまま、やり続ける根性のある方はほとんどいないからなのです。

ホームページ問い合わせを増やすための具体策10選

具体策

すぐに結果が出ないということをご理解いただいた上で、やれることからコツコツとやっていきましょう!では、簡単な具体策をお伝えしてまいります。

1.CTA(ボタン)の配置を見直す

CTA(Call to Action)は、問い合わせボタンや資料請求など、ユーザーにアクションを促す導線のこと。多くの企業サイトでは、これが1ページの最後にしかなく、見込み客を逃しています。

改善すべきポイント:

  • ファーストビュー(ページを開いた直後)にCTAを設置
  • サービス説明のすぐ後にもCTAを配置
  • フッターに常設ボタンを設ける
  • 文言は「お問い合わせはこちら」ではなく、「〇〇でお困りの方は、今すぐ無料相談を」など、課題と行動を結びつける表現にする

(実際の成果)
公式サイトでコラムを書かれ、ECサイトで通販をされているお客様で、公式サイトのコラム内にはECサイトへの誘導リンクをはっておられませんでしたが、記事の最もベストなタイミングではったところ、そこからの流入と購入にいたりました。

2.フォームの項目を減らす

長いフォームは、ユーザーにとって「手間」と感じられ、離脱の原因になります。特にスマホユーザーは入力が億劫なので、シンプルなフォーム設計が求められます。

具体的には:

  • 名前・メールアドレス・相談内容の3項目程度に絞る
  • 電話番号・会社名などは任意にする
  • 「1分で完了します」といった補足文で心理的ハードルを下げる

3.問い合わせまでの導線を最短に

トップページやサービスページから、問い合わせフォームに1〜2クリックでたどり着けるかを見直してください。導線が複雑だと、せっかくの見込み客が離脱します。

改善例:

  • グローバルメニューに常に「お問い合わせ」ボタンを表示
  • 各ページの最後に「次のステップ」としてCTAを設置
  • バナーやポップアップなどを適切に活用

(実際の成果)
記事の最後に「問い合わせボタン」を必ず設置したところ、問い合わせボタンのクリック率が増加。記事を読んだあと、問い合わせにつながるとも思っていなかったようですが、貼って損はないようです。

4.ファーストビューを改善する

ユーザーの約8割は、ページを開いて3秒以内に「読むかどうか」を判断しています。スライドショーなどの装飾よりも、誰に、何を、どう提供できるかを瞬時に伝える構成が重要です。

当社の場合、ヒートマップを使って現在のTOPページでの閲覧者のクリック率などをチェックします。反応したコンテンツはなるべくTOPページの上位にもってきたり、内容を濃く伝えたりして改善を行っています。

表にするとわかりやすく、どこに興味を持たれているか一目で理解できますよ。

表

5.お客様の声を掲載する

信頼がなければ、ユーザーはアクションしません。第三者の声ほど強力な説得材料はありません。できれば顔写真つき、業種・所在地が明記されていると効果的です。

SEOでもお客様の声は評価されます。Googleマップで書かれた口コミを、そのままサイトに引っ張ってくることもできますので、口コミはなるべく利用しましょう。

ワードプレスであれはプラグイン1つで簡単に素人でも挿入が可能ですよ。

6.問い合わせ後の流れを明示する

「問い合わせたら何が起こるか分からない」ことが不安要素になります。これを明確にするだけで、心理的ハードルはぐっと下がります。

表示例:

  1. お問い合わせフォーム送信
  2. 内容確認後、翌営業日以内にご連絡
  3. お見積もりまたは初回提案(無料)

7.よくある質問(FAQ)を設ける

ユーザーの疑問や不安を事前に解消することで、問い合わせへのハードルが下がります。問い合わせが来た時に、よく聞かれる質問をまとめておきましょう。それをQAに載せることで、今まで取りこぼしていた問い合わせを拾うことができるでしょう。

8.サービスの強みをビジュアルで伝える

自社の特徴を「言葉だけでなく、視覚的に」見せることが重要です。特に競合と比較したときの優位性を一目で伝えましょう。

例えば値段が他より安いサービスであれば、比較表を作ったり、良質な良い物を提供している場合は、品質に対する数字で見えるものを明示しましょう。

当社の場合はホームページ制作の実績になるかと思われますが、やはりヒートマップで見ても、そこのクリックは非常に多いです。もっとも興味のある部分をビジュアルで見せるのは重要です。

なんどもクリックしていただく方が多かったので、それぞれのホームページへリンクを貼りました。閲覧者の要望を満たし続けることで問い合わせへの道を作っていきます。

制作実績

9.読み込み速度を改善する

ページの表示が遅いと、それだけで離脱率が高くなります。GoogleのPageSpeed Insightsで自社サイトを調べ、80点以上を目指しましょう。

気をつけていただきたいのは、テンプレートなどを使用したホームページの場合、画像が無意味におもたすぎるままアップされていることがあります。

その画像を縮小してあげるだけでも効果があります。一見、アップロードするだけでホームページが作れてしまうというメリットが際立ちますが、ホームページに不要な不可がかかっていることがあるので要注意です。

10.スマホ表示を最優先で設計する

現在、Webサイト訪問の6〜8割はスマホ経由です。パソコンでは見やすくても、スマホで見にくければ意味がありません。

スマホで気をつけたいのが文字サイズと行間です。ターゲットの年齢層にあわせて文字を考えて作りましょう。
また、改行位置も気をつけたいところです。ついスマホでチェックを忘れがちですが、一番見られていると考え、さまざまなスマホの種類でチェックすることを忘れないようにしましょう。

BtoB・BtoC別の問い合わせ導線最適化

BtoB(企業間取引)の場合

見積もり前提の問い合わせが多いため、導入までの流れ料金の目安を明記すると安心感を与えられます。
技術資料や事例PDFのダウンロードなど、資料請求→検討→商談の流れを想定した設計は効果的ですので、資料請求に誘導できるよう力を入れると良いでしょう。
フォームには「ご相談内容の種類を選択」などの選択式も有効です。(営業側の対応もスムーズになる)

BtoC(一般消費者向け)の場合

「即時対応」「最短納品」「今だけキャンペーン」などのスピード感や特典訴求がポイントとなる場合が多いです。
フォームはできる限りシンプルに、LINE連携や電話対応ボタンも効果あり。
ビジュアルでの安心感(スタッフ写真、店舗写真、口コミなど)も重視されますので、なるべく素材写真ではなく、リアルシャシインを利用しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?どれも大切な施策をお伝えしました。
できているようでできていないのが、これらの施策です。

今一度、ホームページを見直して、抜けや足りていないものがないかチェックしてみてください。もし、技術的な問題で前に進めない場合は、ご相談だけでもお気軽にご連絡ください。

当社では、そういった部分的なサポートもお手伝いをさせていただいております。