ブラウザでホームページを閲覧している時に、パソコンやスマートフォンなどの端末側では、表示したhtml・CSS・画像データなどを保存することで、閲覧をスムーズにする仕組みになっています。ブラウザ端末に保存されたインターネットの一時ファイルを総称してキャッシュと呼ぶことが多いです。
閲覧する表示速度においてはメリットになるのですが、ホームページ制作中や修正作業の確認時には、たびたび障壁になることがあります。変更したはずの文字や画像が変わっていない、レイアウトが崩れているとお客様からご連絡があり、F5ボタン(MacではCommand + R)を押してください、というやりとりが日常的に発生いたします。
その場合の解消方法は以下の4つです。3のシークレットモードで開くのが、手間もなく確実でおすすめです。
- 作業した箇所にパラメーターを入れる
html・css・画像のURLに「?2023」などの変数を追記して別ファイルと認識させる方法です。
主に制作会社側で対応する場合の方法です。 - ブラウザで再読み込みしてもらう
テキストの場合であればF5ボタン(Command + R)で再読み込みしていただくことで解消することが多いです。ブラウザによってはスーパーリロードという、キャッシュをリセットできるコマンドもあります。 - シークレットモードで閲覧する
再読み込みでは解消しない場合は、ブラウザに搭載されているシークレットモード(プライベートウィンドウ)で開くと、キャッシュに影響なく表示することができます。 - ブラウザのキャッシュを削除する
ブラウザで保存しているキャッシュを削除すると閲覧データだけでなく、Cookieやログインにも影響のでる場合がありますので、キャッシュの削除は最終手段としてお考えください。