SNS動画も主流になり、投稿する担当者の仕事はますます増え続ける一方となりました。
昨今はさまざまなアプリが出ており、素人でも簡単に動画を編集できるようになりましたよね。
だからといって、動画編集が一瞬でできるわけではありません。
今回は、動画編集の中でもっとも多くの人が悩んでいる、数秒でプロっぽくみせるキャプションを含めた文字の追加方法についてお教えします。
時間をかけずにセンスよく見せられれば、とっても助かりますよね!
では早速いってみましょう。
キャプションとはテロップのこと。字幕とは違った使い方をする
動画に使用する文字には「テロップ」と「字幕」があります。
皆さんがよく使う「キャプション」は、「テロップ」に該当するのではないでしょうか。
テロップとは、強調したい言葉やコメントや歌詞などを文字で扱うことを言います。
字幕は、言葉が聞き取れなかったり、言語が違っている場合などに、内容を正確に伝えるために使われます。
つまり、使い方が違うので見せ方も違ってくるのです。
この2つそれぞれの、デザインや使う場面について抑えておけば、ある程度クオリティの高い文字の追加をすることができますよ。
テロップの見せ方(デザイン編)
強調したい言葉などを装飾し、視聴者に見せることが目的です。
全ての言葉にテロップをのせるのではなく、効果的に見せるために強調したい文字のみに限定しましょう。
また、アニメーションや装飾を加えることで、より感覚的に目を引くことができ、動画のクオリティが一気に上がったように見えるのでおすすめです。
テロップで気をつけるべき点
最も注意すべきは「タイミング」です。
音声とテロップを出すタイミングは、遅すぎても早すぎてもダメなので、ベストなタイミングと長さを身につけましょう。
音声が聞こえる少し前にテロップを出すか、同時に出すことがベストです。
視聴者がテロップに気付き読むまでにタイムラグが発生するため、遅いよりは早い方が良いとされています。
次に注意すべきは「テンポ」です。
話すスピードは人によって違うため、そのスピードによって変えてあげることが理想でしょう。
話すスピードが早い場合は、テロップの内容も簡潔にして、すぐに読めるようにしておくと、音声と上手に合わせることができます。
字幕の見せ方(デザイン編)
字幕は音声の内容を正確に伝える役割があります。
そのため、過剰な装飾や動きは控えるようにしましょう。
字幕は背景とのコントラストを持たせることで読みやすくなります。背景の色が変わる場合は、そのときに応じて字幕の色を変えても問題ありません。
可読性を重視してデザインすると間違いはないでしょう。
フォントも読みやすさを重視して選んでおくと良いでしょう。
字幕で気をつけるべき点
字幕で難しいのが表示時間です。
1秒あたり3〜4文字読めると考えざっくり考えると良いでしょう。
表示させる場所も重要です。
多くの視聴者は、字幕の場所は一番下だと思っているので、よっぽどのことがない限りは定位置に表示させた方が無難でしょう。
SNS動画のキャプションがプロっぽく見えれば余計な装飾は不要!
動画のキャプション(テロップや字幕)は、追加していくだけならそこまで時間はかかりません。
時間がかかるとすると、装飾をしたりフォントを選んだりする場合が多いでしょう。
フォントは、場面によって変える必要はなく、一貫性を持たせた方がずっとプロっぽく見えるので同じフォントでも全く問題ありません。
クオリティが高く見える文字の入れ方は、タイミングと位置ですので、そこを重視していきましょう。
タイミングは上記で述べたように、音声の少し前に表示させ、スピードによって調整すると良いでしょう。
位置は、視聴者は大抵、最下部に文字が出ていると思っているのでそこを中心に、目を引く映像や表情があれば、その近くにテロップをもってくるのが良いでしょう。
フォントは選びすぎず、ある程度統一性をもたせて、背景と被らない色を使うことで可読性を上げてあげると良いでしょう。
まとめ
今回は、動画に使用するテロップと字幕についてご紹介しました。
こったりせずに、読みやすさを重視すれば、自然とプロっぽい仕上がりになるので、ぜひ試し見てくださいね。