SEOで上位表示したいとお考えの方は多いと思いますが、その中で最も重要なことは「キーワード選び」です。
上位表示させたいキーワードを選ぶことではじめて、記事や投稿の内容が決まってくるといっても過言ではないでしょう。
では、どのようにキーワードを決めていけば良いのでしょうか。それには「自分のサービスが、誰の問題を、どのように解決するのか」を追求する必要があります。
その理由について今回は取り上げてみました。
人は、課題を解決したいから検索する
まず、最初にお伝えしたいのは人が検索をする理由です。なぜ検索をするかというと、今抱えている課題を解決したくて検索する人が大半なのではないでしょうか。
では良い記事や良いサイトというのはどういうものでしょうか。それは、今抱えている課題を解決するためのヒントや答えが書いている記事ということになります。
検索者の課題を解決する内容が書かれていればそれが、SEO上位表示の条件となるのです。
わかりやすく例を出しますと
「50代、ほほ、しみ、取り方」と検索した場合、上位に表示されるのはこれらの内容の解決方法となります。
しみとりの化粧品である場合は、50代のほほのシミに効果的であるような内容が記載されていると上位に表示されやすくなるというイメージです。
もしくは、「50代からはじめる、ほほを集中的にシミケアするとっておきの方法」といったタイトルで、それに沿った内容の記事であっても検索した人は興味をもちそうですよね。
しかし、「女性の全年齢に使ってもらえるスペシャル美容液」という記事では、幅広すぎて興味をそそられませんし、上位表示するには情報がマッチしていないと判断されるかもしれません。
このように、狙いたいキーワードとリンク先の記事を、綿密にリンクさせることでクリック率が上がるだけでなく、検索エンジンも良質なコンテンツとして上位に表示させる可能性が高まるのです。
キーワードをきめるにはまず、自社サービスや商品がどんな解決をしてくれるかを考える
これらをふまえると、どのようなキーワードが適切か見えてきますよね。
SEOで表示させて売りたいサービスや商品が、どのようなターゲットにどのような効果を出してくれるかを考えたとき、その人たちが「どんなキーワード」で検索するかを同時に考えます。
それが、狙うべき「キーワード」となるのです。
さきほどの場合を例にしますと、自社商品は「50代以上の女性に使ってもらいたい化粧品」を販売している企業となります。
この場合、簡単に考えますと、狙うべきキーワードは「50代 女性 化粧品」となるかもしれません。
もちろん、これも十分に狙っていただきたいのですが、このレベルのキーワードでは競合がぞろぞろいてなかなか上位を取得できないかもしれません。
そのため、同時に狙ってほしいのがこれに近しい、もっと踏み込んだ(もっとターゲットを絞った)キーワードです。
もし成分に「エラスチン」を使っていれば、「50代 女性 エラスチン 増やす」などのキーワードを狙った記事をかけば、競合はかなり少なくなってきますよね。
自社商品の特徴をよく知り、どのような層に購入してもらいたいかがしっかり確立されていれば、むしろキーワード選定は非常に簡単に進むことになります。
キーワード選定は、自社の商品やサービスをどのようなターゲットに届けたいのか、またそのターゲットはどのような悩みがあり、どのようにキーワードを検索しうる可能性があるのかを掘り下げることで見えてきます。
そして、詳細まで掘り下げたキーワードは競合とはかぶりにくく、上位表示しやすくなってきますので、一度そのような視点で複数のキーワードをピックアップしてみることをおすすめします。