「WEBデザイナーになるためには」的なサイトは多々ありますが、実際、採用側はどういう点を気にしてるのかという部分を書きたいと思います。
履歴書
手書きでも印刷でも、差はありませんが、手書きの場合、字が汚いとどうしてもマイナス。きれいだとプラスにはなります。
志望動機や自己PRは、面接時に質問したりすることがあるので、内容と説明はきっちり話せるように。
この内容が、大きく面接する・しないにかかわることはありません(よほどひどい内容でない限り)。
これまで市販の履歴書しか見たことありませんが、自分でつくってもいいかもしれません。Web制作会社の人間は、基本的に面白いもの好きだし、確実に印象に残ります。
職歴
履歴書同様手書きでも印刷でも変わりませんが、時系列の古いものから書いてあったりするとマイナスです。
その職場では何をやって、どう会社に貢献したかがわかれば良いと思います。
ポートフォリオ・制作実績
これがやはり面接する・しないの一番重要なポイントになってきます。
web上、紙、CD-R、何でも良いですが、web上でしっかりポートフォリオサイト持ってる人は意識が高い印象を受けるし、紙にデザインセンス良くまとめていると、ドキュメント作成能力もありそうだと思います。
CD-Rにデータだけ入れて、何の説明もないとか、URLだけとかは、結構マイナスです。
どういう理由でこういったデザインをしたのかが分かるようになっていると良いと思います。
実績では「これはすごい」っていうのを求めているわけではなく、最低ラインに達しているかを見ます。
- 明らかにおかしい色の組み合わせ → 色彩感覚、センス
- pxのズレ → グリッドデザイン、几帳面さ
- 味も素っ気もない → デザインへのこだわり、センス
などなど、もともとの素質を見ます。
デザイン力や、コーディングスキルなどは、おのずとついてくるので、「のびしろ」があるかどうかが重要になります。
経験者の方は、wordpressやEC-CUBEなどのCMS構築経験、アメブロ、カラーミーショップなどのカスタマイズ経験なども加味しますが、デザイン力がやはり優先です。
電話・面接
電話を先に切るとか、時間に遅れるとか・・・
面白いもの好きですが、そういった基本的なところも見ます。
服装も指定はありませんが、私服で来てオシャレさんだとポイント高いです。
あとは、面接の受け答えで、考え込んでなかなか回答がでないとか、全然元気がないといったことがなければ良いと思います。
web以外にも、「PCのセットアップやネットワーク構築が得意」とか「写真が趣味」とか、業務に関係してくる部分での他の得意分野があれば、食いついたりします。
つらつら書きましたが、個人的な意見です。
制作会社によって、基準は異なると思いますし、その時々で求めている人材も変わってくると思いますので、あくまで参考としていただければと思います。