「SEO対策をして検索エンジンからの流入者数を増やす」このような内容を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
WebマーケティングにおけるSEO対策は、顧客獲得のために、広告と並んで非常に重要な地位を占めています。
そこで今回は、Webマーケティングの分野で頻繁に耳にするSEO対策について詳しく解説します。
SEOとは
SEOの解説
SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取った言葉で、GoogleやYahooといった検索エンジンにおいて、検索結果の上位に自社のサイトを表示させるための施策の総称です。
検索エンジン最適化と呼ばれることもあります。
リスティング広告との違い
広告サービスにお金を払うことで、検索結果の上部や下部の枠内に表示できる広告をリスティング広告と呼びます。検索結果に表示されるという点は共通ですが、SEOでは費用を支払ったからといって上位表示は約束されません。
Googleはユーザーの満足度を高めるため、質の高いコンテンツを検索結果の上位に表示させることを目指しています。そのため、ユーザーニーズに沿ったハイクオリティのコンテンツを作成することが求められます。
SEO対策の種類
SEO対策は内部と外部に大きく分けられますが、上位表示のためには両方の対策を実施することが必要です。それぞれについて解説します。
内部対策
コンテンツの充実度や内部リンクの構造などを指します。コンテンツを適切にクローラー(ロボット型検索エンジンがWeb状のファイルを収集するためのシステム)に伝えるための手段といえます。
タイトルには対策キーワードを入れる、タイトルはユニークなものかつ35文字以内に設定する、メタディスクリプション(コンテンツの要約)を設定するなどが具体的な施策として考えられます。
外部対策
被リンクの数とその質が重要な指標として用いられます。リンクが貼られるということは、そのページが提供している情報を支持していると見なされるためです。
サイトの内部では測れないユーザー視点でのコンテンツ評価を目的としています。かつては数だけが重視されていましたが、スパムが横行したため、質が見極められる仕組みに変更されました。
有用なコンテンツを作成することが効率的な被リンク獲得への近道です。
まとめ
今回は、WebマーケティングにおけるSEOについてご紹介しました。SEOはリスティング広告とは異なり、対価を支払えば上位表示が狙えるという仕組みではありません。
小手先のテクニックに頼るのではなく、ユーザ-にとって価値の高いコンテンツを提供することで効率的なSEO対策が可能となるのです。