Webサイトを運営していくうえで重要なのが、Webサーバのセキュリティ対策です。自社の情報を外部の不正アクセスから守りたいときなどWebサイトを運営する上で、Webサーバは重要な役割を果たします。不正アクセスによって自社の重要な情報が漏洩(ろうえい)するのは絶対に避けたいですよね。そこで今回はWebサーバのセキュリティ対策について紹介します。
□Webサーバのセキュリティ対策のポイント
*不要なサービスやアプリケーションを削除する
不要なサービスやアプリケーションがある場合は、削除しておきましょう。不要なサービスは、管理が行き届かない場合があり、脆弱な状態で放置されやすいです。
*単純なパスワードにしない
単純なパスワードを設定していると、すぐに推測されてしまいます。悪用を防ぐためには、推測されにくい、複雑なパスワードを設定しておきましょう。特に管理者権限を持ったアカウントやリモート管理ソフトのようなアプリケーションの場合は、悪用される可能性がより高いため長く複雑なパスワードに変更することをおすすめします。
*使用後は必ずログアウトする
適切なパスワードを設定した上で、常にログアウトした状態にしておきましょう。短時間の間にログインするためのパスワードを発見するのはとても困難なので、ログアウトの状態を保つことで不正に利用される可能性を減らせます。使用後はログアウトするというルールを共有し、徹底しておくと良いです。
*ファイルやディレクトリへの適切なアクセス制限をする
Webサーバ上のファイルやディレクトリへの適切な制限ができていない場合は、第三者に非公開の情報を見られたり、プログラムを実行されたりします。適切にアクセスを制限しましょう。
*防犯カメラや生体認証を導入する
Webサーバを置いている部屋は、防犯カメラや生体認証を設置して、他の部屋よりもセキュリティ対策を強化しましょう。簡単に入れるような部屋にWebサーバを設置するのは非常にリスクが高いです。
*出入りのルールを設ける
Webサーバを設置している部屋は、出入りのルールを設けておきましょう。例えば他の業者が出入りする場合は、必ず担当者が付き添うようにすると、安心です。
□まとめ
今回はWebサーバのセキュリティ対策について紹介しました。Webサーバのセキュリティ対策には不要なサービスの解除やパスワードの変更など複数のポイントがあることをご理解いただけたでしょう。ぜひ上記を参考にしてセキュリティ対策をおこなうように心がけてください。