コンバージョン(Conversion)は、ホームページで目標とする成果の指標の一つで、わかりやすい例は「お問い合わせ」の獲得です。CV(シーブイ)という言い方もします。ECや広告をされているお客様には伝わりやすいですが、それ以外のお客様には伝わりにくい用語です。
コンバージョンの認知度は低い部類に入るものの、ホームページの存在価値において最も重要な指標だと考えています。もちろんホームページ自体を閲覧してもらうことは大前提ですが、ページを見ていただいても具体的な行動に結び付かなければ成果とは認識できません。ほとんどのホームページはユーザーの心理的変容か行動変容を期待しているはずなので、何件のコンバージョンがあったかはホームページの成否そのものといえます。
先に「お問い合わせ」を例に挙げましたが、何を目標とするかによって様々なコンバージョン設定があります。商品購入はもちろん、メルマガ登録・新規会員登録・セミナー申し込みなどもコンバージョンの対象となります。これらコンバージョンのデータを収集することで、広告運用の効率や精度の向上も期待できます。
コンバージョンの一歩手前の指標として、マイクロコンバージョンという概念があります。何かのボタンをクリックした、何ページ閲覧をしたなど、独自の測定をすることで、見込み顧客のデータを収集することができます。
目標設定をされていない場合は、「ホームページで達成したい目標は何か」を改めて考えていただき、顧客の段階に応じた複数のコンバージョンを用意されることをお勧めいたします。